不動産を買って、250万円損した話

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世の中には、ギャンブルや株の売買、FXの勝負に打ってでて大損をこいてしまったという話であふれていますね。

 

たまーにインターネットで、株やFXのブログを見ることもあります。

 

ひりついちゃうような話もあり、読んでる側からしたらドキドキするものです。切なくもなりますけど。

 

僕も昔、150万円分の株を購入して、15万円下がってしまい、布団の中でガタガタ震えていた記憶があります。

四季報やIRを読んで、1週間かけて選別した企業の株だったのに・・・!!!

 

 

1か月頑張って働いた給料分があっという間に1時間で損してしまったら・・・死にたくなりました(‘Д’)

 

 

今では、たかだか15万円損しても、ため息一つですみますけどね。

 

 

株やFXの失敗話はネット上にごろごろ転がっているものですが、不動産の購入失敗話ってあまり無いんですよねー。

 

 

 

実際には不動産の購入失敗話も沢山あると思いますよ。仲が良い不動産の営業マンから、よく失敗話をききますからね。

 

ババを引かされている個人の方は多いんでしょう。

 

だって、たくさんの方が不動産投資の世界にチャレンジしています。

 

僕もその内の1人です。

 

 

競売不動産に手を出してる人もいるでしょうし、収益物件やシェアハウス・airbnb等の賃貸業を手掛けてる方もいます。

 

転売目的で不動産を購入してる個人の方も多いと思います。

 

 

失敗する方がいるとしたら、短期で転売をする方ですよね。

 

 

仲が良い不動産会社の営業マンがいて、色んな話を聞きます。

 

 

下記のような、ひどい目にあってる人が多いみたいですよ。

 

・公売オークションで他人地に囲まれた更地を500万円で買ってしまった

・ボロボロの半焼の一戸建てを買ったけど、リフォーム代が高すぎて手に負えなくなってしまった

・訴訟トラブルを抱えたアパートを購入したものの、転売ができなくなってしまった

・購入した戸建てと隣地の間にトラブルがあって、リフォーム(足場の設置)ができない

・買った物件が建て替え出来なかった。売主の不動産会社が白紙解約に応じてくれない。

・7500万円で購入した都心の物件が建て替え出来なかった。半値にしても買い手つかず

 

 

やはり、不動産の売買を行う時に、素人は石橋を叩いて渡るようにしないとだめですね。

安かろう悪かろうの不動産なんて沢山あります。

 

安かったから買ってみたら、とんでもない瑕疵を抱えていた・・・(‘Д’)

 

後で瑕疵が判明したとしても、売主は契約解除に応じてくれないでしょうし、訴訟をおこしたところで何十万、何百万円かかってしまうことか( ;∀;)

 

売主が悪質の不動産業者となると、「ローン組んで必死になって購入したお客だから、訴訟おこす金もねーだろ!」と、たかをくくってる業者もいるようです。

 

とんでもない損失が発生するババを引かされたようなもんです。

 

 

 

 

僕も3年から4年ぐらい前に不動産売買で250万円損したことがあります。

 

 

あまりに安かったので、神奈川県茅ケ崎市の水路沿いの物件を購入したんです

 

約40坪の土地に延床30坪の古家が建っていました。

 

物件価格430万円+仲介手数料20万円+司法書士の報酬5万円+税金50万円位払いましたね。

 

 

そっから、リフォームに250万円位かけました。

この時点で総額750万円位です。

 

 

駅から10分位で賃貸募集と売却のどちらも、知り合いの不動産業者にお願いしました。

 

 

 

でもでも、売り出してから2か月から3か月経っても、、問い合わせが全然無いんです(‘Д’)

 

賃貸の問い合わせも全くなかったですね。

 

 

僕の場合には、騙されたというよりも、全然住宅需要が無い地域のオンボロ物件を買ってしまっただけです。

 

 

やべー

 

賃貸、売買どちらも問い合わせが無いということは・・・・( 一一) 住宅需要がまったく無いやんけええ

 

 

売れない

 

 

売り出してから3か月したら、750万円まで値下げしましたよ。。。

 

だって、問い合わせが全然ないんですもの・・・なんとなく売却が難しいかもと思ってしまったし。

 

売却価格を見直してから3か月、それでも問い合わせは2件から3件位しか来なかったようです(‘Д’)

 

 

売りに出してから、半年経った時点で激しく後悔しました。

 

 

「あちゃーーやってしまった。」

 

 

やはり、どんなに安かったとしても土地勘がまったくない不動産を買うべきではないなぁと思いました。

 

不動産って売れないと、購入した時の金額を損した金額と思い込んでしまうんですよ。

 

 

だから、当時の僕は

 

「750万円損してしまったーーどうしよーーこれ、売れるのかな??」

 

 

なんて、思っていたものです。

 

 

株の売買と比べて、流動性がまったく無いですからねー。

不動産投資の怖いところです。

 

 

僕だけでなく、

不動産を売りに出して1年経つけど、売れる気配が全くない。どうしよう・・・という方も多いんじゃないでしょうかね?

 

 

株の売買とちがって、簡単に損切りが出来ないのが不動産の売買なんですよね。

 

 

だから、お金を沢山持っている又は不動産の知識がある人でなければ、生半可な気持ちで不動産投資にチャレンジすることはお勧めできません。

 

最初の買い物で失敗してしまうと、不動産投資の世界では取り返しがつかないことになってしまいますからね。

 

 

不動産投資の世界は、壮大なババ抜きの世界です

 

 

その茅ヶ崎市の物件は、売りに出してから1年ぐらいなーんも動きがなかったです。

 

1年間、「750万円損したー」と落ち込んでいたのです。

 

そしたら、突然、地元の建築業者が買いたいと連絡をくれました。

 

金額は500万円だったかな。

 

 

その地元の建築業者は古家を解体して、新築住宅を建てて販売したいようです。

 

売っちゃいましたよ、500万円で。

 

 

250万円の赤字です。

 

 

600万円から700万円に値下げして、売りに出しても良かったんですけど

 

なんだか面倒くさくなっちゃって。。

 

 

価格が安いからといって、安易に不動産を買ってしまった自分への戒めを与えてやりたいというのもあって

 

250万円の損切りをすることにしました。

 

 

でも、いざ、損切りすると、ホッとする自分もいました。

 

それまでは「750万円損したー」とおもっていた自分が、「250万円の損ですんで良かったー」と思えるわけです。

 

 

 

不動産の場合には簡単に損切りできないからね。

 

 

それ以来、千葉や神奈川、埼玉の不動産情報は全く見ないようにしています。

 

めっちゃ安い物件情報有りますけどね。

 

 

でも、賃貸需要がどれぐらいあるのかもわからないし、売る時の出口も見えないから・・・(‘Д’)

 

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